アマダイの餌はオキアミだけでいい?ほかに使える餌と付け方のコツとは?
2026年10月21日

アマダイ釣りの餌はオキアミが定番ですが、針に通す途中で身が裂けたり、回収すると餌がなくなっていたりすることがあります。別の餌へ替える前に、粒の状態や付け方を直すことで防げる場合もあります。
オキアミだけでもアマダイは狙えますが、虫餌やイカを使う釣り方もあります。種類を増やせば釣れるわけではなく、餌の特徴に合った付け方や扱いも大切です。
この記事では、アマダイに使う餌の種類と特徴、針への付け方に加え、加工オキアミの硬さや保存方法の違いも解説します。持参する餌を決めて保冷の準備を整え、船上では餌に合わせて付け方を変えられます。
アマダイの餌はオキアミが定番 虫餌やイカも使える

相模湾などのアカアマダイ狙いでは、Lサイズ前後のオキアミが定番です。ただ、餌はこれだけではありません。和歌山方面ではホタルイカや虫餌も使われ、イカの短冊でアカアマダイを釣った例もあります。
虫餌は体の動き、ホタルイカはワタを含んだ身、イカの短冊は身の丈夫さが特徴です。大きな餌ほど大型が釣れるわけではないので、まずは針に無理なく付く大きさを薦めます。
| 餌 | 特徴と付け方 |
|---|---|
| オキアミ | 粒を針に沿わせる定番の餌 |
| アオイソメ・イシゴカイ | 生きた体を動かして誘える |
| ホタルイカ | 丸ごとや、ワタと足を使って付ける |
| イカの短冊 | 身が丈夫で、餌持ちを変えたい時に試せる |
アオイソメやイシゴカイは 動きのある餌を試したい時に

ゴカイ類もアマダイの餌になります。アオイソメやイシゴカイなら、オキアミにはない体の動きで誘えます。太いアオイソメを1匹付ける方法は、シロアマダイ狙いでも使われています。
付ける時は頭側から針を通し、針先を外へ出します。動く部分を残し、針の曲がりへ体を丸めて詰め込みません。2本針なら、片方をオキアミのまま残し、もう片方へ虫餌を付けて試せます。
ホタルイカは丸ごと付けるほか ワタと足だけでも使う

ホタルイカは、胴の先にあるヒレの部分へ針を1回刺して丸ごと付けます。もう一つが、胴からワタと足を一緒に抜いて使う「ズボ抜き」。胴を外す分、丸ごとより小さく付けられます。
オキアミと違う餌を試したい時に薦めますが、毎回丸ごと付ける必要はありません。大きな身が針先を覆っている時は、ワタと足を使う付け方に替えます。ワタを握り潰さず、針先が出た状態で底へ下ろします。
イカの短冊は 餌持ちを変えたい時に試せる
スルメイカなどの身を細長く切った短冊も使えます。身が丈夫なので、オキアミの身切れが続く時に試したい餌です。シロアマダイだけでなく、アカアマダイを釣った実例もあります。
ただ、イカに替えれば大型だけを狙えるわけではありません。小さなアマダイが食うことも、アタリがあっても掛からないこともあります。大きな短冊を無理に詰め込まず、針先を身で覆わない大きさに整えて使います。
オキアミは尾からまっすぐ通し 大きく見せたい時に2匹掛け
オキアミは、頭と胴がつながった粒を1匹、針の軸に沿わせます。針を持つ手を止め、柔らかい身を潰さず少しずつ送ります。
- 尾羽の根元を切る。
- 切り口から針先を刺す。
- 身の中を通し、お腹へ針先を抜く。
- 針の軸に沿ってまっすぐ整える。
餌を大きく見せたい時は、腹同士を合わせる2匹掛けも使えます。針先を隠そうと身を丸く詰めず、針に沿った形を保ちます。曲がって回る餌は、ハリスのよれにもつながります。
オキアミの身切れが続くなら ハード加工も役立つ
仕掛けを下ろす途中や、小突いて誘っている間にオキアミが身切れする時は、ハードタイプを薦めます。身に弾力があり、針に付けた餌の形を保てます。
柔らかい加工餌や、常温で携帯できる製品もあります。「生」と書かれていても無加工とは限らず、不凍でも冷凍保存が必要な餌はあります。身の硬さに加え、出船までの持ち運びや船上での保冷も違います。
- ソフト加工で身の柔らかさを保つ
- 不凍加工で解凍待ちを省く
- 針外れを抑える加工
冷凍庫から出してすぐに餌付けを始めたい時に薦める、ソフトな不凍加工のオキアミです。凍り付いた粒がほぐれるのを待たず、必要な分を取り出して針に通せます。
柔らかい身を保ちながら、針外れを抑える加工も施されています。尾から少しずつ身を送り、針に沿わせる1匹掛けで使います。
不凍でも保存は冷凍です。常温で携帯する餌とは異なるので、船へ持ち込む時もクーラーで保冷します。
- ハード加工で身に弾力を持たせる
- 深いタナへの投入で身崩れを抑える
- 液なしパックで餌を取り出す
底まで下ろす途中や、小突いて誘うたびに身が切れる時に薦めます。弾力を持たせたハード加工で、深い場所へ届ける間も針に付けた身を保つためのオキアミです。
Lサイズは70g入りで、液なしのパックから粒をつまんで針へ通せます。持ち運びには保冷が必要です。
ただし、硬い餌でも小魚につつかれれば減ります。針だけで待つことのないように、回収した時は餌の残りも確かめます。
- 常温保管で携帯する餌を用意
- 解凍や水戻しなしで針へ付ける
- M・Lの粒を選別
冷凍餌とは別に、保冷せず携帯できるオキアミを用意したい時に薦めます。特殊保存液で生の身を保っており、袋から出した粒をそのまま使えます。解凍も水戻しも不要です。
M・Lサイズの粒が選別され、身には適度な締まりがあります。普段の1匹掛けと同じように針へ通します。
約25gの小袋なので、これだけを一日分とせず、餌を切らした時の予備として薦めます。冷凍庫を使えない移動にも持ち運べます。
冷凍餌は保冷し 船上では使う分だけ取り出す
冷凍のオキアミやホタルイカはクーラーで保冷し、餌箱へ少しずつ取り出します。パックごと日なたへ出し続けると身が傷み、乾いたオキアミは針へ通す時に割れてしまいます。
別の餌を持参する日は容器も分けると、針に付ける分だけ取り出せます。必要な量は内容量や餌取りの多さで変わるため、1袋で一日分とは限りません。船で用意される餌の有無も確かめ、不足する分と試したい餌を持参します。
アマダイはオキアミだけでも狙える 別の餌は少量から試す
アマダイはオキアミだけでも狙えます。形の整った粒をまっすぐ付け、餌を大きく見せたい時は2匹掛けにします。投入や誘いで身切れが続く時は、弾力のあるハード加工を薦めます。
動きで誘いたい時には虫餌、身の丈夫さを求める時にはイカの短冊も使えます。ホタルイカは丸ごとだけでなく、ワタと足でも付けられます。
オキアミを基本に、付け方や餌の種類を変えながらアタリを探る。そのひと工夫が一尾につながるところも、アマダイ釣りの面白さです。








