アマダイのPEラインは何号がいい?地域で変わる太さと巻く長さとは?
2026年10月21日

アマダイのPEラインは2号が基本です。40〜50号の軽いオモリで狙う場合は1〜1.5号、遠州灘などでは3〜4号を使う例もあり、オモリの重さや釣り場によって太さが変わります。
巻く長さは200m以上を目安に、水深100m前後より深い場所へ出るなら300mを薦めます。費用を抑えるなら4本編み、回収時の滑らかさを重視するなら8本編み。どちらも、底から上げる長さを数えられる目印付きが役立ちます。
アマダイのPEラインは2号が基本 オモリの重さや地域で太さが変わる

アマダイの天秤釣りでは、相模湾ならPE2号を基本の目安にします。太い道糸は潮を受けて斜めに出やすくなるので、強さだけを求めて太くするのは避けます。
ただし、同じアマダイ釣りでも、軽いオモリで狙う場合と、重いオモリで狙う場合では道糸の太さが違います。ここでいうPEはリールに巻く道糸です。針につながるハリスの号数とは別に、釣り場で使うオモリの重さに合わせます。
40〜50号の軽いオモリで狙うならPE1〜1.5号を目安にする
40〜50号の軽いオモリで狙う場合は、PE1〜1.5号を使う例があります。糸が細いほど潮を受ける面積が減るため、軽いオモリでも底を取りやすくなります。
40号のオモリにPE1号、50号に1.5号、60号に2号という組み合わせが一例です。太い糸のままオモリだけ軽くすると潮に流されやすくなるため、軽いオモリで釣る時は道糸も細くします。
遠州灘などでは3〜4号を使う釣りもある
遠州灘では、100〜120号のオモリを使う釣りで、PE3〜4号を300mほど巻くのが目安です。アマダイ釣りでも、使うオモリや釣り場によって道糸の太さが変わります。
そのため、地域や船が変われば、2号より太い糸が必要なこともあります。水深が深くなったら一律に3号へ上げるのではなく、オモリと道糸の指定を一緒に確認します。船が決まっているなら、その号数が基本の2号より優先です。
PEは200m以上を目安に 深場へ出るなら300mを巻く
相模湾にはPE2号を200m巻いて釣る例もあり、すべての船で300mが必須ではありません。ただ、水深100m前後より深い場所へ出るなら、300mを薦めます。
潮で糸が斜めに出ると、水深より長く糸を使います。切れたり、傷んだ部分を切り詰めたりする分も必要です。リールの糸巻量は「2号300m」のように表示されています。同じリールでも3号に太くすると巻ける長さが減るので、船で使う号数の表示も確かめます。
費用を抑えるなら4本編み 滑らかさを重視するなら8本編み
糸の交換費用を抑えたいなら4本編み、表面の滑らかさを重視するなら8本編みを薦めます。タナトルなら、4本編みも8本編みも10mごとの色分けと1m・5mの目印を備えています。
底から少し上げて待つ釣りは、4本編みでもできます。8本編みへ替えるのは、目印を増やすためではなく、糸の滑らかさやしなやかさも求める時です。擦れへの強さや伸びの少なさは、編み数だけで決まらず、原糸や加工でも変わります。
アマダイにおすすめのPEラインは費用と滑らかさで選ぶ
糸の交換費用を抑えたいなら4本編み、回収時の滑らかさも求めるなら8本編みを薦めます。どちらも、出した長さが分かる色分けと、底から少し巻き上げる時に数えられる目印がある物を選びます。
タナトル4は費用を抑えながら1m・5mの目印も使えるため、定期的に巻き替える方に薦めます。滑らかさを加えるならタナトル8、着底した時の変化を手元へ伝えたいなら、伸びを抑えたPEX8もあります。
比較表
| 比較項目 |
シマノ タナトル4 PL-F74R 2号300m |
シマノ タナトル8 PL-F78R 2号300m |
シーガー PEX8 2号300m |
ダイワ UVF PEデュラセンサーX8EX+Si3 5C 2号300m |
XBRAID スーパージグマンX8 2号300m 5COLOR |
|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 4本編み・イザナス原糸 | 平滑な表面・しなやかな8本編み | 低伸度のグランドマックスPE | EX加工の滑らかさ・Si3の耐摩耗性 | 撚りの偏りを抑えるWX工法の8本組 |
| いちばんの違い | 交換費用を抑えて船用の目印を使う | 長い糸を回収する時のガイドノイズを抑える | 小さな誘いを糸の伸びで吸収させにくい | 回収時の音鳴りとゴミ付着、擦れを抑える | 糸のねじれと擦れを考えた高密度の編み込み |
| 向いている人 | 釣行が多く糸の交換費用を抑えたい方 | 深場から回収する時の滑らかさを重視する方 | 手持ちで小突きや短い誘いを続けたい方 | 電動での回収を繰り返し擦れへの耐久性も求める方 | 仕掛けの上げ下げで糸のねじれが気になる方 |
- 巻き替えの費用を抑えた4本編み
- 1m・5mの目印で底からの上げ幅を数える
- 高強度のイザナス原糸を採用
釣行が多く、傷んだ糸を切り詰めたり巻き替えたりする費用を抑えたい方にはタナトル4を薦めます。4本編みでも1mと5mの目印を備え、底から1m上げて餌を止める釣りに使えます。
原糸は高強度ポリエチレン繊維のイザナス。2号300mなら深場へ出す長さも確保できます。糸がガイドを通る時の滑らかさより、必要な長さを巻き、傷んだ時は交換する費用を抑えたい方に合う船用PEです。
- 平滑な表面でガイドを擦る音を抑える
- 緻密な8本編みでしなやかに仕上げる
- 1m・5mの目印で誘ったあとの上げ幅を確認
餌を替えるたびに深場から糸を回収するなら、ガイドを擦る音や糸の滑らかさも気になるところです。タナトル8は原糸を緻密に編み、表面の凹凸を抑えることで、擦れる音を抑え、水切れも良くしています。
アマダイでは、長い距離の回収や、底を取り直すために仕掛けを落とし直す時に、この滑らかさを重視します。しなやかな8本編みで回収時のざらつきを抑えつつ、底付近では目印を数えて短く誘いたい方へ薦めます。
- 同社PEシリーズで最も低伸度の原糸を採用
- 8本組で強度を追求
- 10mごとの5色で出た長さを把握
底を小突いた時の重みや、オモリが底を離れる時の変化を手元で捉えたいならPEX8を薦めます。原糸のグランドマックスPEは、シーガーのPEシリーズで最も伸びが少なく、竿を動かした分が糸の伸びに吸収されるのを抑えます。
深場で出す糸が長くなるほど、伸びの少なさも底から伝わる感触に関わります。大きく竿を振るのではなく、竿先を小さく動かし、止めた時の重さの変化を手持ちで捉えたい方に合う8本組です。
- EX加工で音鳴りとゴミの付着を抑える
- Si3加工で擦れへの耐久性を高める
- 密な編み込みで急な負荷に備える
深場で餌交換の回収を繰り返す時、糸がガイドを擦る音や、糸に付いて上がってくるゴミが気になるならデュラセンサーを薦めます。EX加工で糸表面の凹凸を抑え、音鳴りとゴミの付着を減らしています。
Si3は擦れへの耐久性を高める別の表面処理です。滑らかさだけでなく、長い糸を何度もガイドへ通す釣りの擦れにも備えたい方に合います。電動で回収する時の糸の音と、道糸の耐久性の両方を重視した8本編みです。
- 原糸の撚りを釣り合わせてねじれを抑える
- 高密度の8本組で耐摩耗性を追求
- 5色で出した長さを数えながら底を取り直す
誘いと回収を繰り返すうちに糸のねじれが気になる方には、スーパージグマンX8を薦めます。WX工法は右巻きと左巻きの原糸を釣り合わせて編み、ねじれた糸が元へ戻ろうとする働きを持たせた構造です。
高密度に編み、擦れへの強さや感度にも配慮した近海向けの8本組です。アマダイでも、底を取り直しながら細かく誘う釣りに使えます。ジギングも同じ号数で楽しむ方なら、アマダイ専用の糸とは分けずに使えます。
カウンターがあっても1mの目印で底からの高さをそろえる

オモリが底に着いたあと、1m上げて餌を止めるなら、PEの1mマークを見ながら巻きます。ハンドルの回転数だけで数えるより、巻き上げた長さを目で追えます。
カウンター付きのリールでも、色分けや目印は役立ちます。ただし、色や数字が示すのは出た糸の長さで、真下の水深とは限りません。糸が斜めに出る日はとくに、表示だけで底と決めず、オモリが着いた位置から上げる長さをそろえます。
傷んだPEを切ったあとは巻いてある長さを確かめる
毛羽立ちや傷のあるPEは、その部分を切ってから使います。300m巻きで始めても、高切れや切り詰めが重なると、深場で使える長さは少なくなります。
釣行後は切った長さを記録し、残りが分からなくなった糸は、長さを測り直して次の釣り場に足りるか確かめます。5色の糸は色が一巡しても、巻いてある総量までは分かりません。200mあるつもりで深場へ出ないよう、傷の確認と長さの確認を一緒に済ませます。
アマダイのPEは2号を基本に 釣り場に合う太さと長さを巻く
相模湾を中心にアマダイを始めるなら、PE2号を基本に考えます。40〜50号の軽いオモリで狙う場合は1〜1.5号、遠州灘や船の指定によっては3〜4号を使います。太さは水深だけでは決まりません。
巻く長さは200m以上を目安に、深場や高切れに備えるなら300m。費用を抑える4本編みでも、滑らかな8本編みでも、色分けと細かな目印がある糸なら、着底した位置から餌を上げる長さをそろえられます。





