カットウフグのオモリは何号?仕掛けに合う形と予備のそろえ方

2026年11月04日

カットウフグのオモリは何号?仕掛けに合う形と予備のそろえ方

船宿から「オモリは30号で」と言われて売り場に行くと、糸を通す丸型も、餌針が付いた三角型も並んでいます。同じカットウフグ用の30号でも、丸型に糸を通して使っていた仕掛けに、親針付きの三角型をそのまま付けることはできません。

号数の目安は外房で25号、茨城や伊勢湾で30号です。乗る船の指定が分かったら、手持ちの仕掛けに付くオモリを選び、同じ型と号数で予備もそろえます。

外房は25号、茨城・伊勢湾は30号が目安

左に25号、右に30号の丸型オモリを並べた比較写真

外房でも大原沖などでは25〜30号が使われます。茨城や伊勢湾では30号が目安ですが、浅い東京湾で湾フグを狙うなら10号前後の釣りもあります。同じフグ釣りでも、乗る船が変わればケースに入れる重さも変わります。

この号数は、ショウサイフグなどを狙うカットウ船の目安です。トラフグ専門船に乗るときは、予約する船の仕掛けとオモリの指定に合わせてください。

播磨灘の高砂沖では、普段は30号で、潮に応じて船長の指示で替える釣りがあります。同じ水深でも、潮が速くなって糸が斜めに出ると、オモリが底に触れた瞬間を捉えにくくなるためです。予約時には普段の号数に加えて、潮が速い日も同じ重さで通す船か、重いオモリも使う船かが分かると準備が変わります。

糸を通す中通し、餌針と一体の親針付き、末端に掛ける下オモリ

中通し穴に糸を通す丸型、餌針が一体になった親針付き、上側のアイにスナップを掛ける下オモリの比較図

糸をオモリの穴に通してから餌針側につなぐ仕掛けには、中通しを使います。丸型にも多面形にも中通しがあり、同じ型の色違いなら糸の通し方も同じです。別の型へ替えるときは、糸が通ってもビーズまで穴を抜けるとオモリが止まりません。

親針付きは、餌を刺す針がオモリ本体と一体です。オモリを交換すると餌針も一緒に替わるので、上側の金具と、フグを掛けるカットウ針のハリスをつなぐ輪の位置が手持ちと同じものを選びます。

仕掛けの一番下にスナップがあり、そこへオモリを吊るすのが下オモリ式です。スナップが通る金属の輪(アイ)が付いたオモリを使います。三角型は親針付きにも下オモリにもあるので、売り場で形が似ていたら、餌針が付いているか、スナップを掛ける輪がどこにあるかで見分けます。

チラシ式と親針式の仕掛けを図で確認する

カットウフグの仕掛けはどれがいい?チラシと親針の違い、初めに用意する仕掛けとは?

餌針・カットウ針・オモリの位置が分かり、手持ちの仕掛けで替える部品を確認できます。

カットウフグの仕掛けはどれがいい?チラシと親針の違い、初めに用意する仕掛けとは?

30号のオモリを中通し・親針付き・下オモリで比べる

中通しの市販仕掛けなら、同じシリーズの替えオモリから探すと穴と糸の位置をそろえられます。親針付きは、底に置いて待つことが多いか、底を取り直すことが多いか。下オモリ式は、船から指定された形と、潮が速い日に使う重さまでそろうかで候補が分かれます。

仕掛け30号の候補もう一方の候補
中通しハヤブサ P585 G271・G270の替えにジャッカル ビンビンカットウ玉 ビンビンカットウ仕掛けの替えに
親針付きヤマワ シングルアイ 底に置いたときに餌針を上へ向けたいダイワ 快適カットウシンカー 落とし直すときの水の抵抗を抑えたい
下オモリささめ針 六面シンカー 六面型で船べりに置きやすいダイワ 快適船シンカーSN 同じ型・配色で40号も用意したい

ハヤブサ ふぐカットウ 寄せ寄せシンカー P585 30号

ハヤブサ ふぐカットウ 寄せ寄せシンカー P585 30号
30号グリーン夜光中通し1個入り

この機種が合う人

G271のチラシ仕掛けに組み合わせるか、完成セットG270のオモリだけを予備に持ちたい方へ。

  • 幹糸を通しやすい広めの穴
  • 3面で異なるホロシール
  • 同じグリーン夜光で40号もある

水色の袋に入ったハヤブサのチラシ式G271を使うなら、同じ水色の袋に入ったP585が対応するオモリです。完成セットのG270にもこの組み合わせが入っています。針側の仕掛けが手元にあるなら、P585を用意すればオモリだけ補えます。

糸を通す穴は広めで、船上で仕掛けを組み直すときにも幹糸を差し込みやすい作りです。グリーン夜光のボディには面ごとに違うホロシールが貼られ、誘い上げて向きが変わると反射する面も変わります。別メーカーの仕掛けに組む場合は、ビーズが小さいとオモリの穴を抜けてしまうので、幹糸の太さとビーズの大きさを合わせてください。

ジャッカル ビンビンカットウ玉 30号

ジャッカル ビンビンカットウ玉 30号
30号(メーカー公称約120g)アカエビレッドPTFEパイプ

この機種が合う人

ビンビンカットウ仕掛けの替えを用意するなら、このシリーズの純正シンカーです。

  • 糸の通り道が側面寄り
  • 穴に糸を通しやすいパイプ入り
  • ビンビンカットウ仕掛けの交換用

底を取り直すたびに、糸の出口が海底に押し付けられにくいよう、穴を側面寄りに置いたオモリです。穴の内側には滑りのよいPTFEのパイプが入っています。オモリが糸の上を動くたびに糸が金属の穴に直接こすれるのを抑えるためで、パイプの片側にはずれ止めもあります。

ビンビンカットウ仕掛けの替えを探すなら、同じビンビンカットウ玉を用意すると、糸の出口の向きまでそろいます。アカエビレッドの30号はメーカー公称で約120gです。船からグラムで指定が出ているときは、その重さと照らし合わせてください。

ヤマワ カットウトライシンカー シングルアイ 30号

ヤマワ カットウトライシンカー シングルアイ 30号
30号親針3/0三角型シングルアイ

この機種が合う人

オモリを底に置いて待つとき、餌を刺した親針を上に向けたい方へ。

  • 底で親針が上を向く形
  • 側面3面にシール用の溝
  • カットウ針は別に用意

伊勢湾仕様の三角型で、底に置いたときに餌を刺した親針が上を向くように作られています。オモリを底に着けて待つ釣りで、餌を底に押し付けずに置きたいときに使う形です。30号の親針は3/0。側面にはシールを貼る溝が3面にあり、無塗装のまま使って、反射を足したいときだけ手持ちのシールを貼れます。

根掛かりで本体ごと失うと、餌を刺す親針も一緒になくなります。予備のケースには、シングルアイの本体と、いつも使うハリス付きのカットウ針を一組入れておくと、船の上でハリスを切り出す手間が省けます。

ダイワ 快適カットウシンカー 30号

ダイワ 快適カットウシンカー 30号
30号オレンジ親針付き

この機種が合う人

親針付きで、仕掛けを落とし直すときの水の抵抗を抑えたい方へ。

  • 丸みのあるボディ
  • 餌を刺す親針が1本
  • ハリスの絡みを抑えるパイプ付き

比較図の中央にあるオレンジのタイプです。丸みのある胴と先の細い形で、仕掛けを落とすときの水の抵抗を抑えています。底を取り直す回数が多い流しで、餌は1本の親針に付けたいときに使う形です。

親針には餌を刺し、本体の太い側にある金属の輪にはカットウ針のハリスをつなぎます。ハリスの絡みを抑えるパイプも付いています。ハリスを替えると、長さによって餌とカットウ針の間隔も変わります。オモリだけ交換したいときは、普段と同じ長さのハリスを結んだ替え針があると手早いです。

ささめ針 アスリート 六面カワハギシンカー AST10 30号

ささめ針 アスリート 六面カワハギシンカー AST10 30号
30号ピンクグロー六面構造ホログラムシール

この機種が合う人

下オモリ式で、船べりに置いた予備が転がりにくい形を探している方へ。

  • 上のアイにスナップを掛ける
  • 平らな面があり船べりで転がりにくい
  • ピンクグローとホログラムの組み合わせ

比較図の右に描いたピンクのオモリです。平らな面があるので、船べりに置いてスナップを開け閉めするときに転がりにくく、揺れている船でも交換するオモリを手元に置いておけます。ピンクグローの面にホログラムが入っていて、光が当たったときはシールの部分が反射します。

カワハギ用として売られている製品ですが、上の金属の輪にスナップを掛ける形なので、船がこの形の30号を認めていれば下オモリ式のカットウ仕掛けにも使えます。小さなスナップだと輪に通っても金具が閉じ切らないことがあるので、きちんと閉じるサイズで組んでください。

ダイワ 快適船シンカーSN 30号

ダイワ 快適船シンカーSN 30号
30号夜光/ピンク変則小田原型1個入り

この機種が合う人

船の指示で30号と40号を替える日に、同じ形・色でそろえたい方へ。

  • 着底の感触を伝えるセンサーアイ
  • 両側面が平らな形
  • 同じ夜光/ピンクで40号もある

快適船シンカーSNは、細長い小田原型で両側面が平らです。両端に金属の輪があり、着底の感触を伝えるセンサーアイが付いています。オモリが底に当たったところで糸ふけを取り、そこから小さく誘い上げる釣りで役立つ作りです。

夜光/ピンクには、30号と同じ形・配色の40号もあります。普段は30号で、潮が速いときだけ船の指示で40号に替えるなら、同じシリーズで用意しておくと、餌針やカットウ針を組み直さず、末端のスナップで重さだけを替えられます。

オモリの色は、底の明るさや餌の色に合わせて替える

緑、オレンジ、ピンク、黄色、白の丸型オモリを並べた色見本

同じピンクでも、蛍光ピンクとピンクグローでは水中での見え方が違います。蛍光ピンクやオレンジは鮮やかな色で見せるタイプ。夜光(グロー)は光をためてしばらく光るので、深場や濁りで底が暗いときに、餌の近くに光を足したいならグリーン夜光やピンクグローを試せます。

ケイムラは紫外線が当たると蛍光を発し、ホロは光を反射します。底まで光が届く場所で、オモリを持ち上げたときにキラッと見せたいならホロ付き。P585のように夜光のボディにホロを貼ったものなら、蓄光と反射の両方が入っています。

赤エビを使う日に、オモリの色も餌に寄せてみるならアカエビレッド。ジャッカルのビンビンカットウ玉なら、同じ形・同じ30号にグリーングローもあります。底が取れているのにアタリが続かないときは、餌や誘い方をそろえたままオモリの色だけ替えると、どちらに反応が出るかを比べやすくなります。

船の指定号数で仕掛けに付く形を、使う分と予備に

船から30号を指定されたら、仕掛けに付く30号を使う分に、同じ型を予備に1〜2個。糸を通す仕掛けなら中通し、餌針ごと替えるなら親針付き、一番下にスナップがあるならアイ付きです。根が荒くオモリを失いやすい場所では、船が勧める予備の数も参考にします。

潮が速いときに船が40号を使うなら、竿と仕掛けがその重さに対応することを確かめて、予備の30号とは別に40号を入れます。色を試す分は、普段と同じ形・同じ号数でもう一色あれば十分です。

根掛かりでオモリをなくしたら、ケースから同じ30号を出して付け替える。潮が速くなって船長から指示が出たら40号を出す。二つの出番を分けて用意しておくと、船上で次の投入に移るのが早くなります。