船タコリールおすすめ6台|PE2号200m・PG・番手をどう選ぶか
2026年04月17日

船タコでタコが底に張り付くと、軽いリールではハンドルが急に重くなり、巻き始めで力が逃げることがあります。
手持ちのタイラバリールで足りるのか、カウンター付きが必要なのか、150番と300番のどちらを選ぶのかも、船宿の水深や潮の速さで変わります。
最初に見るのは、PE2号を200m前後巻ける糸巻量、タコを底から剥がすためのローギア寄りの巻き上げ力、握り込めるシングルパワーハンドルの3つ。
番手とギア比の違いが見えてくると、明石や大阪湾の船タコで使いやすいリールも選びやすくなります。
まず押さえたいこと
この記事で分かること
PE2号200mを先に見る理由
150番・200番・300番を水深と潮で分ける目安
PG、ドラグ、シングルハンドルで確認すること
浅場、明石、低予算、カウンター重視で選ぶ6台
船魂おすすめの3台
価格を抑えて標準の船タコから始めるなら ゲンプウ XT、明石の急潮や大型まで見込むなら オシアコンクエスト 300PG を先に比べます。
底を取り直した位置や水深変化を数字で追いたいなら、バルケッタ 300PG まで比べます。
船タコリールの選び方
船タコリールは、糸巻量、ギア比、剛性の3点を先に見ると、釣り場で足りるかどうかを判断できます。
- PE2号を200m前後巻ける糸巻量
- タコを底から剥がして巻けるローギア寄りの設定
- ボディのたわみを抑えるフレームとシングルパワーハンドル
船長から指示された水深や、底を取り直した位置を追いたい場合は、この基本性能を見たあとにカウンター付きを選びます。 最初に見るべきなのは、掛けたタコを底から動かせるかどうか。
船タコリールおすすめ6台を条件別に選ぶ
浅場、明石、低予算、カウンター付きで、必要な糸巻量や巻き上げ力は変わります。 比較表で大まかな役割を押さえると、番手ごとの違いも追いやすくなります。
比較表
| モデル名 | 向いている人 | いちばんの違い |
|---|---|---|
ゲンプウ XT 200PG | 価格を抑えて、PE2号200mとPGを満たす手巻きリールを選びたい人。 | PE2号200m、ギア比5.5、60mmロングクランクハンドルで、入門用の条件を押さえる。 |
フネ XT 150P-OP | 150番の軽さを残しながら、PE2号200m以上と巻き上げ力を確保したい人。 | PE2号220m、ギア比4.8、最大ドラグ9kgで、浅場中心の船タコに必要な力を持つ。 |
オシアコンクエスト 300PG | 明石や速潮まで考えて、300PGの糸巻量と巻き上げ力をしっかり確保したい人。 | PE2号380m、ギア比4.8、最大ドラグ8kg、75mmハンドルで、重い負荷を受け止めて巻ける。 |
バルケッタ 300PG | 船タコでも水深やラインの出た量を数字で確認したい人。 | PE2号300m、300PG、LEDバックライト付きカウンターで、水深把握と糸巻量を両立できる。 |
バルトムBCオクトパス2 R200 | 価格を抑えて、PE付きの船タコ専用寄りリールを用意したい人。 | PE2号相当200m付き、最大ドラグ8kg、75mmパワークランクハンドルで初期費用を抑えられる。 |
エラン ワイドパワー 2 71BR | 船タコ専用に近いパワーと太糸の糸巻量を、価格を抑えて確保したい人。 | PE3号220m、最大ドラグ12kg、60/75mm可変ハンドルで、タコをはがして巻く力を取りやすい。 |
PE2号200mを目安にする標準モデル
- PE2号200mを巻けるキャパシティを備える
- 60mmロングクランクハンドルで巻き始めに力を掛けられる
- 自重195gで、一日持ち続けたときの負担を抑えられる
ゲンプウ XT 200PGは、最初の船タコ用ベイトリールで糸巻量と価格を両立したいときに比べたい1台です。
PE2号200mを巻けるため、浅場から標準的な船宿の水深まで対応でき、高切れ後も釣りを続ける余地を残せます。 最大ドラグ力5kgは明石の大型狙いでは物足りる場面ばかりではありませんが、価格を抑えて船タコの基本を覚えるなら、糸巻量と巻き上げ力の目安を作れます。
- スーパーメタルフレームで負荷時のたわみを抑える
- 4.8のローギアで、重いタコを底から動かす力を出せる
- EVAノブ付きの60mmシングルハンドルで濡れた手でも握り込める
大きいリールは握りにくいけれど、船タコ用のパワーは落としたくない。 その条件なら、フネ XT 150P-OPを比べておきます。
150番のコンパクトなボディながら、PE2号220mと最大ドラグ力9kgを確保。 明石の速潮を一日通すなら300番の糸巻量が助かりますが、大阪湾の浅場や標準的な水深では、軽さと巻き上げ力の両方を取りにいけます。
明石や深場、カウンターまで見るモデル
- HAGANEボディで負荷時の巻き上げを支える
- マイクロモジュールギアで重い負荷でも巻きの変化を感じ取れる
- 75mmシングルハンドルで、底に張り付いたタコへ力を掛けられる
オシアコンクエスト 300PGは、明石の急潮や深場まで船タコを続けるなら先に比べたい上位機です。
PE2号380mの糸巻量があるため、高切れしたあとでも残りのラインに余裕を持たせられます。 4.8のPG、75mmハンドル、剛性の高いボディがそろうことで、底に張り付いたタコを巻き始める場面でも力が逃げにくくなります。 価格は上がりますが、船タコ以外のライト中深海や近海の釣りにも回すなら、1台で受け持てる釣りが広がります。
- LEDバックライト付きカウンターで、朝夕や曇天でも表示を確認できる
- PE2号300mを巻けるため、標準水深から深めの船タコまで対応できる
- 大型ラウンドノブ付きのシングルハンドルで、巻き上げ時に力を入れられる
「さっき底を取れたのは何メートル付近だったか」を数字で見たい場面では、バルケッタ 300PGが役に立ちます。
船タコは底取りが中心ですが、根掛かりが多い場所や水深変化のある流しでは、カウンターがあるとラインの出方を数字で追えます。 PE2号300mを巻けるため、カウンター付きでも船タコ用の糸巻量を確保できます。 右ハンドル設定が中心になる点だけ、利き手と巻き手に合うか購入前の確認が必要です。
低予算と太糸で選ぶ船タコ専用寄りモデル
バルトムBCオクトパス2 R200
この機種が合う人
PEライン付きで初回の準備を減らせる船タコ専用寄りのリール。75mmパワークランクハンドルと8kgドラグを備える。
- PE2号相当のライン付きで、糸を別で用意する手間を抑えられる
- 75mmパワークランクハンドルで、価格帯を超えた巻き上げ力を狙える
- 最大ドラグ8kgで、底からタコを動かすための力を確保している
バルトムBCオクトパス2は、道具代を抑えて船タコを始めるときに手に取りやすい価格帯です。
最初からPEライン付きで、75mmのパワークランクハンドルも標準装備。 ギア比はPGではありませんが、最大ドラグ8kgと大きめのハンドルで、船タコ専用寄りの形に寄せています。 上位機のなめらかさより、初回から必要な形をそろえたい場合に選びやすい内容です。
エラン ワイドパワー 2 71BR
この機種が合う人
PE3号まで使えるワイドスプールと12kgドラグを備えた、太糸と強めのドラグで選ぶ船タコ向けリール。
- PE3号220mを巻けるスプールで、太糸運用に対応する
- 最大ドラグ12kgで、船タコ用ベイトリールとして強い制動力を持つ
- 60/75mmの可変ハンドルで、仕掛けの重さや体格に合わせて長さを変えられる
エラン ワイドパワー2 71BRは、PGでゆっくり巻くタイプではなく、太糸とドラグ力で余裕を作ります。
PE3号を使いたい船宿や、根の荒い場所でタコを早めに浮かせたい場面では、ワイドスプールと12kgドラグが効いてきます。 ギア比7.1で巻き取りは速め。 船タコ専用にローギアを探すより、太糸運用やほかのパワー系船釣りにも回したいときに選びます。
船タコリールの性能を見分ける3つの確認点
具体的にリールを絞るときは、カウンター、番手、ハンドルの順で判断が分かれます。 店頭でよく聞かれるポイントも、船タコで使う場面に寄せると判断しやすくなります。
カウンター
水深把握の補助として使う
船タコでカウンターは必須ではありません。 イカメタルのように空中でタナを合わせる釣りではなく、基本は底を取り続ける釣りだからです。
ただし、水深や底を取り直した位置を数字で追えるメリットはあります。 初めての船でラインの出方を見たいときや、根掛かりが多いエリアで水深変化を追いたいときは、カウンター付きモデルが助けになります。 リール本体の巻き上げ力と剛性を確保してから足す機能、と考えると選び方を外しにくくなります。
番手
浅場は150番、明石や速潮は300番
番手選びは、船の水深と潮の速さで変わります。
堤防の延長に近い浅場や20m前後の流しなら、150番の軽さでも釣りになります。 一方で、明石のような急潮エリアや深場では、PE2号を多めに巻ける300番クラスのスプールサイズがあると高切れ後の余裕を残せます。 どちらにも行く可能性があるなら、200番から300番のPG寄りを目安にすると、浅場だけに寄せすぎずに済みます。
ハンドル
巻き始めの力を逃がさない
タコを底から剥がす動作では、指先でつまむ小さなノブより、手のひらで握り込めるシングルパワーハンドルのほうが力を掛けられます。
キロ前後の重みが乗った状態では、巻き始めに一番力が必要です。 大型のラウンドノブや長めのハンドルなら、濡れた手でも握り込めて、力を一定にかけられます。 タイラバリールを流用する場合も、ハンドルをパワータイプへ交換するだけで、巻き上げ時の負担はかなり変わります。
船タコリールは糸巻量と巻き上げ力を優先して選ぶ
船タコリールは、浅場中心で軽さを取るのか、明石のような速潮や深場まで見るのかで、選ぶ番手と剛性が変わります。
まずは、高切れや根掛かりを想定してPE2号を200m前後巻ける糸巻量を見ます。 そのうえで、ズシンと乗るタコの重みに負けず、一定のトルクで巻き続けられるPG寄りの設定と、力を入れやすいシングルパワーハンドルまで見ると判断しやすくなります。
150番は浅場で軽快に扱えます。 200番は標準的な船タコの中心、300番は明石や速潮、深場まで入る日に余裕を作ります。 カウンター付きは、巻き上げ力と糸巻量を押さえたあとに足す機能として見ると、釣り場で必要な強さを外しにくくなります。
穂先が止まり、底からズシンとした重みが返ってきた瞬間に、ハンドルを迷わず回せるリールを選びます。 その一巻きでタコが底から離れれば、海面までのやり取りもかなり楽になります。




