イカトレーの選び方|クーラーボックスに合うサイズと冷やし方を解説
2026年07月27日

イカトレーは、クーラーボックスに合うサイズを選ぶのが大前提です。サイズが決まったあとは、何枚そろえるか、樹脂+アルミとステンレスのどちらにするかで選択肢が分かれます。
イカメタルで数が伸びる日は、トレーだけ増やすと氷を載せる場所がなくなります。最初は3枚セットを用意し、3枚を使い切る釣行が続くなら単品を足します。
この記事では、クーラーに合う製品を前提に、必要な枚数、素材の違い、水抜き穴を生かした冷やし方を紹介します。
この記事で分かること
クーラーのどこを測ってトレーを選ぶか
最初に用意する枚数と増やす条件
イカ様トレーALと冷えキントレーの違い
水抜き穴を生かした冷やし方
イカトレーはクーラーへの収まりと氷のスペースで選ぶ

クーラーに合うサイズを選ぶのは大前提ですが、同じ対応品でも必要な枚数は釣果によって変わります。イカを並べる段だけでなく、最上段へ氷や保冷剤を載せられるところまで考えて用意します。
クーラー型番に対応するトレーを選ぶ
ダイワのイカ様トレーALとシマノの冷えキントレーは、同じ容量のクーラーでも対応サイズが異なります。30Lや35Lという容量だけで選ばず、本体側面の型番をメーカーの対応表と照らし合わせます。
対応表にないクーラーへ汎用品を入れる場合は、開口部ではなく底部の長辺と短辺を測ります。キャスターや水抜き栓まわりの出っ張りを避け、水平に重なる寸法が必要です。
最初は3枚セットを使い、足りない分だけ追加する
ダイワとシマノには、単品と3枚セットがあります。最初は3枚セットを使い、ケンサキイカの胴が重ならない数を一段ずつ並べます。
3枚を使い切る釣行が続くなら、単品を追加します。釣果が少ない日は必要な枚数だけ船へ持ち込めるため、最初から最大収容枚数までそろえる必要はありません。
最上段の一枚は氷や保冷剤に使う
対応表に最大5枚と書かれていても、5枚すべてをイカで埋めません。最上段の一枚へ氷や保冷剤を載せ、下のトレーまで冷気が届く形にします。
出船時は空トレーも重ねて冷やし、釣れたイカを入れた段からクーラーの底へ積みます。次に使う空トレーが氷の下で冷えたままになるため、温かいトレーへイカを載せずに済みます。
対応サイズ、必要な枚数、氷に使う一段が分かってから、樹脂+アルミかステンレスかを選びます。 私なら、使用中のクーラーに専用トレーがあれば対応表を優先し、対応品がない場合だけ汎用品を採寸します。
樹脂+アルミとステンレスは構造で選び分ける
専用品は、メーカーが案内する対応クーラーからサイズを合わせます。ここでは最初にそろえやすい3枚セットを紹介しますが、SとMは上下関係ではありません。使用中のクーラーに対応する方を選びます。
ダイワ イカ様トレーAL S 3枚セット
この機種が合う人
ライトトランクαやクールラインαなど、対応表にSが載るダイワクーラーで最初の3枚をそろえたい人。
- アルミプレートが釣れたイカの熱を受け取る
- 水抜け構造が溶けた水をトレー外へ流す
- スライドプレートを外して洗える
イカ様トレーALのSは、樹脂製トレーへアルミプレートを組み合わせたモデルです。タフトランク4300、ライトトランクα2400/3200、LT2000、PV-REX 2800、プロバイザHD 2700、クールラインα2500などに対応します。
トランクマスター4800/6000、トランク大将4000/5000、PVトランクHD 3500、NSトランク3500/4300は、Sだけでなく48.5×24.0×5.05cmのMも使用できます。横幅のあるMを使いたい場合は、クーラー型番がMの対応欄にも載っているかを見ます。
対応クーラーには最大5枚、LT2000には最大4枚が収まります。3枚セットから始めれば、最上段へ氷を置く余白を残しながら使えます。
- フィクセル30Lへ収まるSサイズ
- 水抜き穴が上段から流れた水を外へ逃がす
- 両端の向きを替えて収納時と使用時の高さを変えられる
冷えキントレーのSは、ステンレス製トレーの両端に樹脂部を備えたモデルです。シマノの案内ではフィクセル30LにS、スペーザ35L・45L・60LにMを合わせます。
現行はSS・S・M・Lの4サイズで、すべて高さ3.3cmです。Mは24.0×51.0cmあり、35Lクーラーへ入れた使用例では、トレーの横にペットボトル2本を収めています。
SPAZAは最大5枚、FIXCEL 30L・ABSOLUTE FREEZE 32L・INFIXは6枚、ABSOLUTE FREEZE 40Lは7枚を収容できます。通販でSSSやLLを見かけても販売終了サイズのため、現行クーラーには現行4サイズの対応表を使います。
- 底部内寸25.0×44.0cmに冷えキントレーSが収まる
- 発泡ウレタン断熱のCOOL 90
- 両開きのフタを外して洗える
フィクセル BS 30L NF-630Zは、底部内寸が25.0×44.0cmあり、24.0×41.0cmの冷えキントレーSを収められるクーラーボックスです。トレーとの寸法差は長辺3.0cm、短辺1.0cmあり、出し入れのたびに内壁へ強くこすりません。
30Lクラスに発泡ウレタンを組み合わせた中間モデルで、容量を増やしすぎず、日帰りのイカメタルで使う氷とトレーをまとめられます。両側から開くフタは取り外せるため、釣行後はトレーを出してクーラー内部まで洗えます。
冷えキントレーは付属しません。 このカードはクーラーボックス本体のため、上の冷えキントレーSを別に用意します。
素材より予冷と氷の量を優先する

ダイワはアルミプレートによる冷却、シマノはステンレス製トレーによる冷却を特徴にしています。ただし、船上での冷え方は素材だけで決まりません。
温かいトレーへイカを載せる、最上段までイカで埋める、氷を底の片側だけへ寄せる。この状態では、素材を替えても上段の冷え方は変わりにくいものです。購入時は適合する構造を選び、釣行時は予冷と氷量を優先します。
水抜き穴と重ね方で真水へ触れる時間を減らす
水抜き穴を袋や保冷剤でふさがない
イカトレーの水抜きは、溶けた氷やイカから出た水分を一段にためないための構造です。穴の上へ保存袋や小さな保冷剤を重ねると、水が抜けず、トレーの一部へたまります。
イカは胴が水抜き穴をすべて覆わないように並べます。回収の合間にクーラーを開けたとき、水がたまっていればトレーの向きと保冷剤の位置を直し、クーラーの水抜き栓から排水します。
収納時と使用時の重ね方を乗船前に試す
冷えキントレーは、両端の青と黄色の向きをそろえると薄く収納でき、交互にするとイカを入れる間隔が生まれます。イカ様トレーALはスライドプレートを使って組み立てます。
暗い船上で初めて組むと、トレーの向きに気を取られます。自宅でクーラーへ入れ、空の状態、イカを入れる状態、氷を載せる状態の三つを試しておくと、釣れ始めてからフタを長く開けずに済みます。
100均トレーは少量・短時間に限って代用する
100均の樹脂トレーやキッチン用バットも、クーラーへ収まればイカを分ける容器にはなります。ただし、専用品のような水抜き、段積み、クーラー内壁を保護する端部まで備えているとは限りません。
穴を自分で開けると、樹脂が割れたり、穴の縁にバリが出たりします。食品へ直接触れる用途が明記されていない製品には、イカをそのまま載せません。
持ち帰るのが数杯で、トレーを何段も使わない日なら、厚手の保存袋へ分けて溶けた水へ直接触れない位置へ収める方法もあります。数釣りを想定し、段ごとに冷やしたいなら専用品を選びます。
予冷したトレーへ釣れたイカを下段から入れる
トレーを選んだら、出船前にクーラー内の配置も組んでおきます。
- 空トレーをまとめてクーラーの底へ入れる
- 最上段のトレーへ氷や保冷剤を載せて全体を冷やす
- 釣れたイカを一段へ並べ、クーラーの底から積む
- 空トレーは氷の下で冷やし続ける
- 最後も氷入りのトレーを最上段へ戻す
クーラーのフタを開けている時間が長いと、空トレーまで温まります。イカ用、空トレー、氷の位置を崩さず入れ替えると、取り込み後の作業が短くなります。
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クーラーへ収まるトレーなら釣った形を崩さず持ち帰れる
イカトレーは、クーラー型番と底部の内寸を合わせ、氷を載せたまま使える枚数を用意します。専用品の対応表に型番があれば、その指定サイズを優先します。汎用品を使う場合は、底部の段差まで含めて採寸し、水平に重なるところまで試します。
釣れたイカが一段へ並び、次の空トレーは氷の下で冷えている。フタを開けたら置き場を探さず下段へ差し込み、すぐ穂先へ戻れる。夜の船でアタリが続いたとき、持ち帰りの手間で釣る時間を削らず、帰宅後も一杯ずつ取り出せるところにイカトレーを入れる意味があります。








