イカメタルで釣れない原因は?タナ・誘い・スッテの変え方を解説

2026年07月27日

イカメタルで釣れない原因は?タナ・誘い・スッテの変え方を解説

隣でケンサキイカが上がったのに、自分の穂先だけ動かない。そんなときに誘いを次々と足すと、何が合っていないのか余計に分からなくなります。

同じ船で釣果に差が出たら、最初に合わせるのは誘いではなく釣れた水深です。タナを合わせても触らないときに、停止時間、誘い、スッテの順で一つずつ変えます。

船内全体でアタリが止まった場合は、群れが動いた可能性があります。直前まで釣れていた水深へ固執せず、船長の指示ダナを下から探り直します。

この記事で分かること

  • 周りだけ釣れているときに最初に直す箇所

  • タナ・停止時間・誘い・スッテを変える順番

  • アタリがあるのに乗らない場合の立て直し方

  • 掛けたイカを途中で外さない巻き上げ方

この記事では、イカメタルで釣れない原因を反応別に分け、船上で試す対処法を解説します。

周りだけ釣れているなら最初にタナを合わせる

夜の船上で釣れた水深を共有しながらイカメタルを続ける様子

周囲で釣れているなら、直近で掛かった水深を聞きます。「40m」と分かれば、まず38〜42mほどへ仕掛けを入れ、同じ範囲で誘って止めます。

指示ダナが60〜30mでも、全層を毎回探る必要はありません。釣れた人のタナへ入れた方が、誘い方やスッテによる反応の差を早く確かめられます。

水深と一緒に聞きたいのが、鉛スッテとドロッパーのどちらへ乗ったかです。ドロッパーばかりに乗っている時間なら、激しく動かすより、誘ったあとに仕掛けを静かに保つ時間を長く取ります。

反対に船内全体が止まっているなら、同じタナへ入れ続けません。船長の案内を聞き直し、指示ダナの下限から2m前後ずつ上げながら群れを探します。

自分だけ釣れていないなら釣れたタナへ合わせ、船内全体が止まったら指示ダナを探り直します。

誘って止める基本動作を覚える

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色分けPEで水深を合わせる

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反応がないときはタナから一つずつ変える

釣れないときにタナ、誘い、カラーをまとめて変えると、アタリが出ても効いた理由を特定できません。次の投入でも同じ条件を作れるよう、変更は一度に一項目だけです。

船魂では、タナ→停止時間→誘い→スッテとドロッパー→鉛スッテの重さの順で直します。道具を交換する前に、仕掛けがイカのいる水深へ入っているかを先に合わせます。

アタリがないときに変える順番

  1. 船長の指示と船内で釣れた水深を合わせる
  2. 同じ誘いのまま停止時間を変える
  3. しゃくり幅と速度を変える
  4. 発光やシルエットが異なるスッテへ替える
  5. ラインが斜めなら鉛スッテの号数を船長へ聞く

タナ|釣れた水深の上下2〜3mへ入れる

隣で釣れた水深が分かったら、その上下2〜3mへ仕掛けを留めます。カウンター表示だけに頼らず、色分けされたPEラインも使うと、自分の仕掛けが通っている水深を合わせ直せます。

一度アタリが出たら、合わせを入れた瞬間の数字を覚えます。巻き上げ途中の数字では釣れた水深が変わっているため、重みが乗った直後の表示が必要です。

停止時間|3〜5秒から長短をつける

3〜5秒止めても触らないときは、同じタナとしゃくり幅のまま7〜10秒へ延ばします。追ってきているのに抱く間が足りない夜は、停止を長くしたところで穂先が入ります。

長く止めても変化がなければ、2〜3秒へ短くします。停止時間に固定の正解はなく、その夜にイカが触った長さを次の投入でも繰り返せるかが大切です。

誘い|強くする前に小さくして止める

反応がないと、しゃくりを大きくしたくなります。ただし、強い誘いを続けていた場合は、竿先だけを小さく動かし、すぐ止める方を先に試します。

小さな誘いでも触らなければ、ワンピッチを2〜3回入れてから止めます。その次にテンションフォールを一度だけ入れ、落下中に穂先の重みが抜けないか待ちます。

スッテ|色名ではなく発光とシルエットを変える

赤緑から別の赤緑へ替えても、海中での発光や透け方が近ければ反応差は小さくなります。カラーローテーションでは、夜光、ケイムラ、透過色、暗色のシルエット系へ切り替えます。

船内で当たりカラーが出ているなら、その色だけでなく発光の種類と、鉛スッテ・ドロッパーのどちらへ乗ったかまで合わせます。同じ色がなくても、夜光や透過といった性質が近いものなら試せます。

重さ|ラインが斜めなら船長指定の範囲で上げる

仕掛けが大きく斜めへ入ると、カウンターが40mでも鉛スッテは40mより浅い位置を通ります。隣とのライン角度も変わるため、オマツリが増え、止めた穂先からスッテの重みも読み取りにくくなります。

周囲よりラインが斜めなら、鉛スッテの号数を船長へ聞きます。軽すぎる場合は一段重くしますが、船内で号数をそろえている船では指定を優先します。

重いほど釣れるわけではありません。ラインが立ち、止めたときの穂先に重みが出る範囲で選びます。

鉛スッテの号数とカラーを変える

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アタリはあるのに乗らないときは同じタナを外さない

穂先が動いたのに重みが乗らなければ、仕掛けを大きく巻き上げません。触ったイカがいる水深で竿先を細かく震わせ、急に止めてもう一度抱く時間を作ります。

再停止でも掛からないときは、停止時間かドロッパーのサイズを片方だけ変えます。小さな触りが続く夜は、長く止めるより短い誘いと停止を繰り返した方が、掛けられるアタリへ変わる場合もあります。

空振りのたびに違うタナへ移ると、触ってきたイカから仕掛けが離れます。掛け損ねた直後だけは広く探らず、同じ水深で小さく誘い直すのが先です。

掛けても外れるなら合わせ後の糸ふけをなくす

合わせで重みが乗ったら、竿を立てたまま一定速度で巻きます。途中で巻きを止めたり、竿を上下させてポンピングしたりすると、カエシのないカンナから身が外れやすくなります。

大きなイカでもドラグを締め切って急いで上げる必要はありません。竿の曲がりとドラグで引きを受け、ラインが緩まない速度を保ちます。

水面へ浮いたイカは、勢いよく抜き上げず船宿の取り込み方に従います。仕掛けを持つ位置やタモの使用は船によって違うため、出船前の案内を聞いておくと船べりで巻きを止めずに済みます。

釣れた一杯の条件を次の投入でも繰り返す

誘い方を変えたあと夜の船上でケンサキイカを釣り上げた様子

一杯掛けたら、カウンターの水深、停止時間、誘い幅、鉛スッテとドロッパーのどちらへ乗ったかを覚えます。カラーも含めて同じ条件を次の投入へ持ち込むと、偶然の一杯を連続した釣果へつなげられます。

反応が続いている間は、新しい誘いを足しません。同じ水深へ入れ、同じ回数だけ誘い、同じ長さで止めます。

そのタナで触らなくなったら、船内の釣果を聞いて探り直します。過去の一杯へ固執するのではなく、変わった時刻と水深まで覚えておくと、群れの動きにもついていけます。

釣れた直後は交換する時間ではなく、同じ条件をもう一度通す時間です。

釣れない時間が次の一杯の手掛かりになる

周囲で釣れているのに自分だけアタリがなければ、最初に釣れた水深へ仕掛けを合わせます。船内全体が止まったときは指示ダナを探り直し、タナが合ってから停止時間、誘い、スッテ、重さを一つずつ変えます。

触るのに乗らないなら同じ水深で誘い直し、掛けたあとに外れるならラインを緩めず巻き続けます。反応の出方を分けると、道具を次々と替えなくても直す箇所が分かります。

イカメタルには、派手なしゃくりで答えが出る夜もあれば、竿を止めた十秒ほどの間に初めて触る夜もあります。釣れない時間に一つずつ条件を変え、止めた穂先がほんの少し戻った瞬間に竿を持ち上げる。柔らかな重みが竿へ乗ったとき、自分で探したタナと誘いが一杯につながった手応えを味わえます。