タコエギおすすめ11選|船タコを制するカラー・号数・2個付けの極意
2026年04月14日
「タコ釣りなんてどれを使っても同じでしょ?」と思っていませんか?
かつてはテンヤにカニを縛り付けるのが主流でしたが、現在の主流である「エギタコ」において、タコエギの選択は釣果を数倍に変えてしまうほど重要です。
海底でいかに根掛かりを避けつつ、キロ超えの大タコに「そこに美味そうな獲物がいる」と確信させるか。カラー、ラトル音、そして最近主流となった「エサ巻き」への対応力。この記事では、元釣具店員が 「これだけ持って船に乗れば間違いない」 という、実績十分な11本を詳しく解説します。
まず押さえたい結論
タコエギ選びの鉄則は 「3.5号を中心に、定番・光・低価格を混ぜて持つ」 ことです。
タコ釣りは非常にロストが多い釣り。高価なハイエンド機(フラッシュブースト等)で広範囲をアピールしつつ、根が荒い場所では安価なエギ(オクトパスタップ等)に切り替えてタイトに攻める。この 「使い分けの戦略」 こそが、ボウズを回避し数を伸ばす秘訣です。
この記事で分かること
船タコで「3.5号」が世界共通の基準である理由
イエロー・ホワイト・オレンジの3色が「絶対に外せない」根拠
明石の激流でも通用する「根掛かり回避」に強いエギの形
アピールを最大化する「エギの2個付け」黄金パターン
1本300円の激安機から、最新テクノロジー搭載機まで厳選11選
船魂おすすめの3選
ガチで数を伸ばしたいなら 蛸墨族 と フラッシュブースト のローテーション、根がかりが多い難所を攻め抜くなら デビルエギ が最有力の武器になります。
釣果を分ける!タコエギ選びの「4大ポイント」
サイズ(号数)
迷わず「3.5号」一択
カラー
「白・黄・橙」の3原色
音と光
「ラトル」の重要性
2個付け
戦略的なコンボを作る
実力派のタコエギを比べる
「定番」「テクノロジー」「パワー・食わせ」「コスパ」の方向別に解説します。
比較表
| モデル名 | 向いている人 | いちばんの違い |
|---|---|---|
蛸墨族 35g | 最初に定番のタコエギを1本選びたい人。 | ラトル、ブレード、太軸フックを備えた標準形で、船タコの最初の比較軸にしやすい。 |
タコマスター フラッシュブースト 3.5号 | 止めている間も光でアピールしたい人。 | フラッシュブーストでステイ中も反射板が光り、集寄を増やさずエギ単体のアピールを足せる。 |
船タコエギ2 SS 3.5号 | 船タコ専用設計とフックの刺さりを重視したい人。 | SaqSasフック、軽量シンカー、細身ボディ、ハイアピールブレードで船タコ向けに使いやすい。 |
デビルエギ | 明石などの荒い岩盤地帯で、根掛かりを恐れずタイトに底を攻め抜きたい人に合います。 | 根掛かり回避に特化した半笠フック、自重23g。明石などの激戦区で絶大な支持を受ける元祖・最強機。 |
オクトライズ タコエギ | 一度掛けたタコは絶対に逃したくない。フッキング率とキープ力を最優先する人に合います。 | アシストカンナ2.0搭載、3.5号。圧倒的な貫通力とバラシにくさを誇るがまかつの自信作。 |
ぷりぷりタコエビ | 視覚だけでなく「触感」でもタコを安心させ、深く長く抱かせたい人に合います。 | シリコン製ソフトパーツ採用、3.5号。視覚・波動・触感の3段構えで攻める新世代タコエビ。 |
TACO-LE シェイク 90 | タコエギとは違う動きで反応を変えたい人。 | 倒れにくいスリム形状とラトル音で、定番エギに反応が薄い日に変化を足せる。 |
タコやん 3.5号 | 根掛かりを抑えながら浅場や岸でも使いたい人。 | 浮き姿勢、樹脂ラトル、グローボディを備え、シンカー付きタコエギとして扱いやすい。 |
蛸乗りジョニー 3.5号 | エサやワームを固定してアピールを足したい人。 | 夜光剣山でエサやワームを固定でき、サイズ違いは3.5号を中心に釣り場へ合わせて選べる。 |
タコ専 DX | 数十年変わらぬ実績を信じ、質実剛健な道具で真っ向勝負したい硬派なアングラーに合います。 | 高剛性ダブルフック、自重35g。船タコ釣りの黎明期から愛され続ける伝統の逸品。 |
オクトパスタップ 3.5号 | 価格を抑えて底を攻める練習用も用意したい人。 | 低価格でロストを恐れず使いやすい。作りの精度や耐久性は定番機より割り切って選ぶ。 |
【王道の定番】全アングラー必携。実績十分の4選
- ボディ内のラトルと背中のブレードが、強力な波動とフラッシングでタコを呼ぶ
- 強靭な太軸フックを採用。キロ超えの張り付いたタコを力で引き剥がせる
- カラーバリエーションが豊富で、その日その場所の「当たりカラー」を見つけやすい
これを持っていないエギタコ師はいない、と言っても過言ではない「公用語」的なエギです。
海底でピンと立ち上がる安定した姿勢は、根掛かりを減らしつつもタコに「エビの威嚇姿勢」を連想させます。特にホワイトやピンクキャンディなどの定番色は、実績が桁違い。どのエギにするか迷ったら、まずはこの 蛸墨族 の異なるカラーを2〜3本揃えることからスタートしましょう。
- フラッシュブースト機構が、わずかな船の揺れでもキラキラと光り続け、ステイ中に抱かせる
- エギ単体でのアピール力が圧倒的に高いため、集寄パーツを減らして感度を優先できる
- 飛距離と沈下スピードのバランスが良く、船からのキャスト釣法にも最適
「動かしているときは追ってくるが、止めた瞬間、見切られてしまう」そんな悩みを解消する画期的な1本です。
タイラバやイカメタルでも猛威を振るうフラッシュブーストですが、タコ釣りでもその効果は絶大。反射板が自動で揺れ続けるため、タコがエギを抱く「待ちの時間」に最大限のアピールが可能です。集寄などの余計なパーツを付けたくない感度重視のアングラーにも最適な選択肢です。
- 脅威の貫通力を誇るサクサスフックにより。タコの硬い身にも確実に深く刺さり込む
- 大型ブレードとラトルの相乗効果で、深場までしっかりと存在感をアピール
- 水切れの良いスリム形状で、速い潮の中でもシェイクのキレを維持できる
掛かった後の「安心感」を最優先したいテクニカルな釣り師に合います。
サクサスフックは指先に触れただけで刺さるほどの鋭さで、タコがエギを僅かに押さえただけでもフッキングに持ち込めます。また、エギの姿勢が非常に安定しており、浮き上がりすぎないため、底をタイトにネチネチと攻める「粘りの釣り」に真価を発揮します。
- 腹下のバランサーシンカーが着底を正確に伝え、針先が底から浮いた状態をキープ
- 根掛かりを最小限に抑えつつも。抱いたタコが離しにくい「柔らかな沈下スピード」を実現
- ラトル音とグロー(夜光)ボディにより、濁った水の中でもタコに強くアピール
浅場や、沈み根が点在するような「ハイリスク・ハイリターン」なポイントを攻める時に、最大の守護神となるリールです。
シンカーが腹下にあることで、根掛かりの大半を占める「針の引っ掛かり」を劇的に軽減。また、水中での姿勢が絶妙に揺れ動くため、止めておくだけでタコが辛抱たまらず抱きついてくるオートマチックさを持っています。
【最新・パワー】大型を逃さない、新世代の3種
- 独自の半笠フックが針先を上向きに保ち、根掛かりを劇的に回避しつつフッキング率を向上させる
- 海底で「立ち上がる」ような高浮力設計。エギが倒れず。タコに常に最高のアピールを維持する
- カニやエビに似た独特の平打ちシルエット。視覚的にタコの食性を強烈に刺激する
「高価なエギをロストしたくない、でも釣れる場所は根が荒い」そんな究極のジレンマに対する、有力な答えです。
その名の通り、デビルなほどタコを誘惑する魔力を持っています。特に半笠フックは、引っ掛かりを最小限に抑えつつも、一度掛かったタコを絶対に逃さない独特のホールド力を持っています。明石攻略を標榜するアングラーであれば、タックルボックスに必ず忍ばせておくべき必殺の武器です。
- メインフックにプラスして。特大な「アシストカンナ 2.0」を装備。タコを包み込むようにホールド
- がまかつならではの。硬い組織を貫通させる鋭いポイント(針先)が、微かなアタリをヒットに変える
- 重心バランスが秀逸で。激しく叩い(シェイク)てもエギが暴れすぎず、理想的な誘いを継続
大型タコの硬い身に、文字通り「根を下ろす」ように掛ける。そんな安心感が欲しい人に合います。
2024年に進化したこのエギは、アシストフックの役割がより明確になり、タコがエギを抱え込んだ際、どこからでも針が絡みつくような設計になっています。抜き上げ途中でタコを落としてしまう不運を物理的に防ぎたいなら、これ以上の選択肢はありません。
- 柔らかいシリコン爪が、わずかな水流で小刻みに震え、本物のエビのような波動を出す
- タコが触れた瞬間に「ぷりぷり」とした感触を与えるため離しにくく。アワセの余裕が生まれる
- 内蔵ラトルと夜光シンカーの相乗効果で、タコを呼び寄せるアピール力も超一流
「触らせてから、しっかり抱かせる」までの時間を稼ぎたい、じっくりとした釣りを好む人に合います。
タコはアタリの後、エギを「鑑定」して偽物だと判断するとすぐに離してしまいます。このエギはその鑑定を「感触」でパスさせるというユニークなアプローチを。柔らかいシリコンの爪はタコにとって非常に魅力的で、一度抱いた後の安定感が他のエギとは一線を画しています。
【変化球・コスパ】状況を変える、持っていて損はない4選
- スリムな形状により。軽いロッドワークで「激震」のような細かなバイブレーションを発生
- 浮力が高く、海底でほぼ垂直に立つため。針先が常に上を向き根掛かりを回避
- メガバスならではの。美しくかつタコに効く独自のカラーセッティングが魅力
「周りは釣れているのに自分だけ乗らない」「エギの形では反応しない」という状況を打破するジョーカー的な存在です。
90mmというコンパクトなサイズと独自の形状は、タコにとって「新しい獲物」に映ります。底付近を細かく叩いた時の応答速度が速く、リアクションでタコを振り向かせたい時に威力を発揮します。
- 背中のピン(剣山)により。ワイヤーなしでも脂身やワームをズレなくがっちり固定可能
- 夜光素材の剣山自体がアピールポイントになり、深場でもエサの存在感を強調
- エサを巻かない状況でも。高感度なタコエギとして十分に通用する基本スペック
エギのアクションに、エサの「匂い」という最強のブーストをかけたい人に合います。
最近の船タコシーンでは「豚脂」を背中に乗せて釣るのが半ば常識になりつつあります。このジョニーは最初からそのために設計されており、面倒な針金巻きを最小限に抑えつつ、エサの効果を最大限に引き出せます。エギ+エサのハイブリッド釣法に最も適した1本です。
- 極太の大型ダブルフックを採用。巨大なタコを岩盤から引き剥がす強引なやり取りが可能
- 浮力を抑えた重量ボディで。速い潮流の中でも底から浮かずに誘い続けられる
- 実績のある配色パターンを継承し、どこの海域でも安定した釣果を約束
「結局、昔からあるこれが一番釣れる」というベテランの声が聞こえてきそうな、信頼のロングセラー。
新しい技術は載っていませんが、その分「フックの強度」と「沈下姿勢の安定感」は折り紙付き。重いオモリで底を取る船タコにおいて、変に浮き上がりすぎない適度な重みは、確実な底取りとアピールの継続を助けてくれます。
- 圧倒的な低価格。高級機がためらうような「超難所」でも躊躇なく投入できる
- 基本を抑えたアクション。作りは簡素だが、釣果実績は他の高級機に引けを取らない
- 2024年登場の新色(ケイムラ・グロー等)により、上位機種と同等のアピール力を獲得
「この先にデカいのがいそうだけど、1500円のエギを投げるのは怖い……」という瞬間のための、心強い予備兵です。
タコ釣りの上達のコツは、いかに「攻めきれるか」です。このオクトパスタップがあれば、根掛かりを恐れずタイトに底をトレースでき、それが結果として釣果に繋がります。高価なエギをロストして意気消沈するくらいなら、これを3本買ってガシガシ攻めましょう。
現場で差が出る:タコエギローテーションの黄金律
「カラーは気分で選ぶな、状況で選べ」がタコ釣りの鉄則です。
1. 朝イチ・濁り潮の「ホワイト・ピンク」
朝マズメの暗い時間帯や、雨後の濁った状況では、シルエットがはっきり出る 「ホワイト(夜光)」 や 「ピンク」 が有力です。タコに「まず見つけてもらう」ことが全ての始まりです。
2. 日中・澄み潮の「イエロー・オレンジ」
高く日が昇り、水中の透明度が高い時は、よりナチュラルかつアピール力のある 「イエロー(ケイムラ)」 や 「オレンジ」 に分があります。キラキラと反射するブレード付きやフラッシュブーストが最も輝く時間帯です。
3. スレた時の「グリーン・パープル」
何度もエギを見せられて無反応になった時、変化球として 「グリーン」 や 「パープル」 を投入すると、突然乗り出すことがあります。これはタコが「別の獲物が来た」と判断するため。2個付けの片方をこの色に替えるのも有効です。
結論:エギを変えれば、海底のタコは振り向く
タコエギは、単なる針付きのプラスチックではありません。 海底で必死に逃げまどうエビやカニを演じ、あなたのロッドワークに忠実に応える 「役者」 です。
- 明石の荒い海を制するなら
デビルエギと蛸墨族。 - 低活性を光と最新技術で打破するなら
フラッシュブーストやオクトライズ。 - どんな時でも攻め抜く心を支えるのは
オクトパスタップ。
あの海底で「ムニュッ」と竿先が重くなり、確信を持って立ち上がらせるアワセの快感。 その瞬間を支えるのは、あなたが選び抜いたそのエギです。
今度の釣行、あなたのエギローテーションに「必勝の布陣」は揃いましたか?





