ティップランエギは何gがいい?水深と潮に合わせた重さの選び方を解説
2026年09月28日

ティップランエギの重さは、25〜40gが目安です。潮が速い日や風で船が大きく流される日は、その重さでは底まで届かず、重いエギや追加シンカーが必要になることもあります。
重さを替える目印は、水深の数字だけでなく、エギが底に着いたタイミングを捉えられるか。着底が分かるならその重さで続け、分からなくなった時に、落とし直しや加重で底から誘い直せる状態へ戻します。
ティップランエギの重さは水深だけでなく潮や風でも変わる

水深20〜30m前後のポイントでは、25〜40gの専用エギが重量の目安になります。ただし、この範囲は水深ごとの決まった重さではありません。
水深30mほどで30gのエギが底へ届く日もあれば、同じ水深でシンカーが必要になる日もあります。ティップランでは船を風や潮で流すため、エギが沈む間にも船の位置が変わるからです。
船が速く移動すると、エギへつながるラインが斜めに引かれ、軽いエギでは着底を捉えられなくなることがあります。深いポイントへ移った時も、さっきまで使えた重さで底が取れるとは限りません。
「水深30mだから30g」ではなく、投入したエギの着底が分かるかで重さを調整するのが、この釣りで必要な判断です。
エギの着底はラインが止まる変化で見分ける
エギが底に着くと、海中へ引き込まれていたラインが止まったり、張っていたラインがふけたりします。手元へはっきりした衝撃が出ない時も、ラインの変化が着底の手掛かりです。
沈める間はスプールの縁へ指を軽く添え、ラインが勢いよく出すぎないようにします。余分な糸が海面へたまると、エギが止まっても、その変化を捉えられません。
着底の合図を捉えたら、ベールを戻して糸ふけを巻き取り、エギを底からシャクり上げます。そこからロッドを止め、穂先に出るアタリを待つのがティップランの誘いです。
底に着いたか分からないまま糸を出し続けるより、いったん回収して船の近くへ落とし直す方を薦めます。船とエギが離れた状態を解消してから沈め直せば、同じ重さで着底を捉えられる場合もあります。
落とし直しても底が取れない時はエギを重くする
船の近くへ落とし直しても、ラインが出続けて着底の変化を捉えられない。そんな時は、今のエギではその日の水深や潮に対して重さが足りない可能性があります。
色を替える前に、重いエギへ交換するか、対応シンカーを足して底まで届く重さにする方を薦めます。底の位置が分からないままでは、シャクったあとにどの深さでアタリを待っているのかも曖昧になるためです。
ただし、船を流す釣りなので、ラインが斜めに伸びること自体は異常ではありません。斜めになったという理由だけで重くせず、投入時や底を取り直す時に、着底の合図が取れているかで判断します。
加重しても底が分からない時は、風で出た糸ふけや速い潮が影響している場合もあります。重さを増やし続けず、回収・再投入でも改善しない場合は、使っている重量とラインの状態を船長へ伝える必要があります。
追加シンカーを使う時はエギとの合計重量で合わせる

追加シンカーで重くする場合、使用時の重量はエギ本体と追加分の合計です。たとえば30gのエギに10gを足せば40gになり、本体30gのままではありません。
同じエギの号数と色を使い続けたいなら、対応するシンカーで加重できます。付け外しをせずに重量を替えたい人には、重さの違うエギ本体を持ち分ける方法を薦めます。
シンカーは装着するエギの形状・号数に対応したものが必要です。また、ロッドの適合重量には追加分も含め、上限を超える組み合わせを避けます。
船宿から重量指定がある便では、その条件が優先です。「30g」が本体重量なのか、追加シンカー単体なのか、合計なのかで組み合わせが変わるため、曖昧な場合だけ予約先との確認が必要になります。
潮が緩んだら着底が分かる範囲でエギを軽くする
潮が緩んで船がゆっくり流れるようになった時は、追加シンカーを軽くするか外すこともできます。再投入でも着底が分かるなら、その加重分はなくても釣りを続けられます。不要になった重さを減らせば、シャクリで持ち上げる重さも抑えられます。
重い本体へ替えていた場合は、シンカーを外す代わりに、元の軽いエギへ戻す方法もあります。
反対に、軽くした途端にラインが出続けて底を見失うなら、減らしすぎです。軽くする前の、着底を捉えられていた重さへ戻す方を薦めます。
初めての釣行から、底が取れるギリギリの軽さまで減らす必要はありません。シャクったあとも底へ戻った合図が取れることを優先すれば、深さが分からないまま誘い続けるのを避けられます。
ティップランエギの重さは着底を捉えられるかで決まる
ティップランエギは25〜40gを目安に、当日の水深・潮・船の移動に応じて重さを増減します。船宿に指定があればその範囲で、追加シンカーを使う時は本体と合わせた重量で調整するのが前提です。
底が分からなくなった時は、回収して落とし直し、それでも着底を捉えられなければ加重する。潮が緩んだ時は、着底が分かる範囲で軽く戻せます。
海中へ出ていたラインが止まり、底からエギを誘い上げて穂先のアタリを待てる。その動作を続けられる重さが、その日のティップランに必要な重さです。






