トンジギのフックは何番がいい?ロングジグの前後にどう付ける?
2026年11月07日

トンジギで使うロングジグには、針が別売りのものがあります。最初にそろえるなら、マグロ類に使えるシングルのアシストフック。針に組糸を結んだ完成品なら、出船前に手元のジグへ付けておけます。
同じ針でも、組糸が長ければ針先はジグの胴に寄り、短ければ取り付けた側のアイに近くなります。巻き上げで食う日と、落とす途中で当たる日では、後ろにもう1本欲しいかどうかも変わります。
トンジギでは4/0のシングルも使える 同じ番手でも針の幅は違う
ロングジグ用に初めて一袋買うなら、**ファイター幻の4/0・組糸4cm(MAG-4)**を薦めます。マグロ類に対応したロングジグ向けのシングルフックで、1袋に2本入り。フロントに1本付けて、もう1本はリアにも予備にも使えます。
一方、250〜450gのジグにVANFOOKの「JIGEN」7/0を合わせた実釣例もあります。同じ4/0でも、シリーズが変われば針先から軸までの開きや軸の太さは違います。手持ちの針に近いものを別のシリーズで探すときは、店頭で2本を並べると、その違いがよく見えます。
巻き上げで食うならフロントに1本、落として当たるならリアにも1本

フロントはジグの頭側、リアは尾側です。画像のように組むときは、フロントのアイ(金属の輪)に二重巻きのスプリットリングを通し、そこへフックの組糸が付いたソリッドリングをつなぎます。リーダーを結ぶのは、切れ目のないソリッドリングです。
巻き上げ中によく食う日なら、画像の上のようにフロントのシングルフック1本で狙えます。
ジグを落としている途中に何度もアタリがあるのに、なかなか掛からない。そんなときは画像の下のように、リアにもシングルフックを1本足すと、尾側に食ってきた魚にも針が届きます。ただ、ジグが返るときにリアの針がリーダーを拾ったり、やり取りの途中でもう一方の針が魚の胴に掛かったりすることもあります。
同じ400gでも、227mmと315mmでは針先の位置が違う

トンボジグ400gはアイを除いて227mm。あいや〜ロング400gは315mmあります。どちらの頭側にも同じアシストを付ければ、頭から針までの距離はほぼ同じ。長いジグでは、その針が胴の中央から遠くなります。
合わせる時は、まずリングを含めて取り付け、組糸を胴に沿わせます。前後に付けるなら、両方の針を互いの方へ寄せてみてください。見るのは組糸だけの長さではなく、リングから針先まで。前と後ろの針が掛かり合うなら、片方を短くします。
ファイター幻4/0は組糸の長さを3cm・4cm・5cmから選べる
3製品ともシングルが2本入りです。4/0の針はそのままに、アイの近くへ収めるなら短い組糸、胴の中央寄りへ届かせるなら長い組糸を選べます。前後を違う長さで組むなら、どちらを短くするかまで決めてからそろえると無駄がありません。
比較表
| 比較項目 |
MAG-3 4/0 |
MAG-4 4/0 |
MAG-5 4/0 |
|---|---|---|---|
| サイズ | 4/0・組糸3cm | 4/0・組糸4cm | 4/0・組糸5cm |
| いちばんの違い | 針をアイの近くに収める | 3cmより一段深く胴に沿わせる | 長いジグで針の届く位置を延ばす |
- アシスト長3cm
- フロロ入りの組糸
- 同サイズのシングル2本入り
リアを付けてから、回収するたびに針がリーダーを拾う。そんな時に試しやすいのが3cmです。後ろだけを短くすれば、前の針の位置を変えずに、尾側で針が振れる範囲を小さくできます。前後に付けると針同士が近くなる、短めのジグにも合わせやすい長さです。
- アシスト長4cm
- ロングジグ向けのシングル
- 前後各1本に使える2本入り
メーカーがロングジグ向けとしている4cm。手元のジグに沿わせて前後の針が干渉しなければ、ひと袋で前後を同じ長さにそろえられます。釣ってみて巻き上げでよく食うなら、リアを外して予備に。前だけ4cmを残し、リアを3cmに替える組み方もできます。
- アシスト長5cm
- MAG-3より組糸が2cm長い
- フロロ入りで張りのある仕様
長いジグに4cmを添えても、前の針が思ったより頭寄りに来る。そんな時はフロントだけ5cmへ延ばすと、針を大きくせずに胴の中央へ寄せられます。リアにも5cmが必要とは限りません。手持ちの短いリアを合わせ、両方の針先がぶつからないか見てから海へ落とします。
リアフックがリーダーを拾ったら、リアの組糸を短く

回収したジグのリアフックにリーダーが掛かっていたら、次の流しではリアだけ組糸の短いものに替えます。針が振れる範囲が小さくなり、リーダーを拾いにくくなります。それでも絡むようなら、巻き上げで食っている間はフロント1本で通す手もあります。
船に持っていくジグが決まったら、一番短い1本と長い1本に針を添えてみてください。短い方で前後の針がぶつからず、長い方でも狙った位置に針が来る。その組み合わせを出船前に作っておけば、船上では魚が巻き上げとフォールのどちらで触ってきたかに合わせて、リアを付け外しできます。

